<質疑・意見等>
(村井子ども若者部長)
今回1冊にまとめたということで、今までの分冊のときには、例えば子ども政策の関係であればすまいる・あくしょんのアイコン、もしくは琵琶湖関係であればMLGsのアイコンをつけていただいていると思うが、その説明については今までだと別冊の裏表紙につけてあったが、1冊になりそれがなくなっているように思うので、どこかに説明が入るような形に工夫していただけるとありがたい。
(企画調整課)
その部分については、わかるように資料の中に入れさせていただきたい。
(松田総合企画部長)
今後も内容については都度変化に対応する形でお願いすることとし、体裁を1冊にまとめて見やすくしたということである。概要については何が求めていることであるかがわかりやすいように、ここは工夫を重ねていきたいと思う。
(知事)
こういう方向性・内容に沿って準備をお願いしたい。そのうえで3点申し上げる。
(1)国会の情勢も動きが変わることがあるので、与党野党の別などでどういう対応を取るのか、これまでと状況が変わっているのであれば、これまでと異なる対応が必要になってくるので、そういう前提で対応を検討されたい。
(2)内容については、それぞれの項目ごとに部局で準備をしていただくことになると思うが、何がやりたいのか、何をしてほしいのか・すべきなのかということが、わかりやすくお伝えできるようにしたい。
(3)今3月で、要望に行くのが5月だとすると、様々な時点修正があると思うので、そういったことに機動的に対応しながら、資料なりスケジュールの準備をお願いしたい。
(田村監査委員事務局長)
昨年11月から本年2月にかけて実施した、学校・警察署および財政的援助団体等の定期監査の結果および意見を、本日付けで県公報に登載し公表する。学校・警察署等については、指摘事項等が昨年度に比べて全体で10件減っているものの、引き続き適正な事務執行をお願いしたい。
また監査結果に加えて意見を3件付している。「子ども家庭相談センターにおける外部人材の活用について」、「教育コンピュータ等の更新について」、「県立中学校における学校給食の実施に向けた検討について」である。関係課におかれては今後対応についてご検討いただくようお願いする。
最後に財政的援助団体等の結果概要であるが、監査実施団体は20団体、指導事項等は全体で11件という昨年度と変更はなかったところ。財政的援助団体等を所管されている所属は引き続き、各団体への指導についてよろしくお願いする。
(知事)
年度末の事務および新年度へ向けた様々な対応等について、引き継ぎも含めてよろしくお願いする。
私の周りでは、知事の公用車の運転手が変わるかもしれないということで、全てが価格だけで契約事項を決めていいのかということについても問題提起をさせていただいているので、一緒に考えていきたいと思う。
その上で、出納閉鎖に向けた庁内の手続きについて、皆さんにお呼びかけ申し上げる。地方機関の出納閉鎖が4月の末日、本庁の出納閉鎖が5月の末日という期限に向けて、進めていただいていると思う。令和6年度の事業の完了確認・精算支払い、これを速やかにかつ適正また漏れがないように処理していただくようお願いする。その上で3点申し上げる。
(1)今年度様々な例えば国費の事務処理などにおいて、多数の不適正な事案が発生している。特に国庫支出金の交付額の確認や、受け入れ・返還金の処理など、ミスや遅れがないように、ここは特に確認をしていただきたいと思う。
(2)新年度の入札や契約事務が多数行われると承知をしているが、賃金の上昇・物価の高騰そういう状況が続いているので、適正な価格で契約が行われるように、もちろん価格だけで競争させるべきではないというものについても十分その趣旨を踏まえながら、入札契約手続きの適正化にも留意していきたいと思う。
(3)特にこの時期、人事異動により担当者が変わったり、ベテラン職員が新人になったりと、年齢構成の関係などもあって経験の浅い職員が担当する事務も増えているように聞いているので、引き継ぎを確実に行うとか、複数で確認するとか、大事なことはやはり管理者層がきちんと管理監督をすることが重要だと思う。
ので、この3つのことを改めて部局内に徹底していただくよう、そしてこの3月~5月を乗り越えていけるようにしたいと思うので、よろしくお願いする。